元保育士が語る〜世の中のお母さんはエライ!ブログ〜

元保育士が語る、保育園じゃ語れないアレコレをお伝えします。

保育士のお仕事ってどんなもの?

お母さん達の応援ブログと言いながら、

 

 

保育士目線が多いのは、ちょっとごめんなさい!!💦

 

 

 

 

でもやっぱり手の内を見せていかないと、信頼してもらえないかと思いまして。

 

 

 

 

 

担任の先生は普段、どういう感じにお仕事しているのか?

 

 

 

 

これをお伝えしていこうと思います♫

 

 

 

 

 

《朝》保育室のセット(換気、掃除など)をしてお迎え。

 

《登園時》朝の視診。

 

笑顔で迎えている中で、子どもの体調やお迎えの時間、持ち物などの確認をしていきます。それが一人や二人の話ではありません。ましてや自分のクラスの子だけではありません。(合同保育の場合)

 

なので、園に在籍している子ども達のことは、ほとんどの先生が把握しています。

預かる上で、そうあるべきだと思いますからね。

 

《9時》 先生達の出勤でそれぞれのお部屋に移動します。

朝の会やトイレ、おやつなど園によって様々でしょうが、朝の活動は決まっています。

子ども達にとって園生活で何が一番良いか、というと

 

 

時間が決まっている

 

 

ということ。

 

規則正しい生活が出来ていると、排泄や食事のリズムも整い、

睡眠の時間も決まっていきます。

 

 

乳児の頃は、いかに時間通りに生活を送れるかで必死でした。

 

お昼までは体を動かしたり絵本を読んだり、おもちゃで遊んだりそれぞれ過ごします。

 

 

 

《11時》昼食

 

それぞれの好き嫌いや食べる量を把握しているので、おかわりをあげたり、イヤと駄々をこねている子にどうやって美味しいと思って食べてもらえるか?と試行錯誤しながらの昼食。

 

1歳児クラスの担任の時、それはそれは戦場でした笑

 

 

 

 

18人のクラスで保育士は3人。

 

先生1人に対し、6人を一緒に見なければなりません。

 

 

 

 

今はアレルギーのお子さんも多い。

 

私の受け持ったクラスでも、アレルギー持ちの子が1人いました。

 

 

 

そういう場合は、1人席を離さなければなりません。アレルギー対応のメニューが出るからです。他の子が手を伸ばし、その子のご飯を触ってはいけませんからね。

 

 

 

私の担当は6人。

みんな一緒に食べ終わるはずありません。

 

 

 

トイレに行きたい子

途中で寝ちゃう子

おかわりしたい子

食べたくないという子

 

 

 

 

一日とて同じ日はないし、予想通りになんて動いてくれない。

 

他の先生と連携を組みながら、どの子も心地よく過ごせるように注意を払います。

 

 

 

 

《お昼寝》

着替え、排泄をしてから寝ます。

テーブルの下はご飯粒だらけ笑

掃除・寝かしつけ・トイレ・着替え・まだ起きている子のお世話・・・

 

 

18人います。

先生は3人です。

 

 

 

手が足りると思いますか?笑

 

 

 

乳児の職員配置の基準は、子ども6人に対し先生1人です。

 

私は常々、現場を見ていないからこんな過酷な人数配置の基準を設けられるのだと思っていました。

 

 

 

《お昼寝中》

先生達も昼食です。忙しい時は、昼食にあり付けないこともありました。

給食の先生達も、食器を洗わないといけないですからね。

 

 

寝ている間に、お帳面を書いたり、記録を取ったり。

行事があればその準備や、子ども達の帰る準備。

でも全員が寝静まるなんてありません。

 

 

トイレで起きる

うなされて起きる

 

 

その時に対応にあたります。

 

 

休憩時間は基本ありません。

 

記録を書いたり、クラスだよりや他クラスの先生との会議など、やることが山のようにあります。

 

 

 

 

《起床、おやつ》

起きてからトイレに行きます。

もちろん起きたくないと泣く子や、早くおやつを食べたいと急かしてくる子もいます。笑

 

 

椅子に座って待っていられません。

 

絵本や手遊びをしながら待つこともあります。

 

 

 

一人の先生がやっていると、あと二人の先生で配膳や布団の片付け、まだ椅子に座れていない子を誘導していきます。

 

 

蜂の子のように散らばる1歳児ですよ?笑

 

 

 

 

私は、延々キョロキョロと見回すことと

人数を数えることを怠りませんでした。

 

 

 

 

帰りの会、おかえり》

おかえりの歌を歌ったり、おもちゃで遊んでお母さんを待ちます。

 

 

この時に掃除をしたり、明日の打ち合わせをしたり。

 

 

お母さん達が迎えに来てくれたら、その日のお話をします。

 

 

私は、基本的に「可愛かったこと」「面白かったこと」を話します。

だって、仕事に疲れてお迎えにきたお母さんに、ご飯を食べなかったとか友達と喧嘩したとか、余計しんどくなることは言いたくないと思ったからです。

 

でも、やはり伝えなければならないことは、言い方を考えながら丁寧に伝えます。

お母さんのメンタルサポートも、保育士の大事なお仕事です。

 

 

 

 

 

 

ざっと書きましたが、この中は「こういう予定で進めている」という感じで書いています。

 

この間に、

熱を出したとか

喧嘩したとか

怪我をしたとか

 

 

 

 

何が起こるかわからない日々。

 

気が休まることなんてありませんでした。

 

 

 

 

勢い余って、いつもよりもだいぶ長いブログになって申し訳ないです笑

 

 

 

 

 

癒しは大事〜